【S7】ランド&ビアーの実テテフ始動積みパーティ【最高/最終2002】

f:id:flarerachel:20180106164443p:plain

今回のパーティは今作からアクアブレイクを習得したパルシェンとずっと興味のあったリザXを使いたいと思ったことから始まり、使い慣れているステロ撒きの襷ランドロス、胞子の一貫を切りつつ大体の低速耐久ポケモンを狩るカクトウZカミツルギアーゴヨンゲッコウガを奇襲するビアーの実カプ・テテフ、最後にバシャーモの一貫ができないようにカプ・レヒレを入れて完成しました。
まず始めに、後の個別紹介を分かりやすくするために私が積みサイクルを使う上で意識している選出について軽く説明します。

①起点を作り、ある程度相手を削る
②裏のポケモン(=自分の3匹目のポケモン)の起点となるポケモンを呼び寄せる、または裏のポケモンで一貫を取るために更に相手を削る
③全抜きを狙う
(この3点の役割からの説明を中心に後の個別紹介をします)

それでは個別紹介に移ります。

霊獣ランドロス
f:id:flarerachel:20180110143252g:plain
性格:陽気
特性:威嚇
持ち物:気合いの襷
技構成:地震/岩石封じ/ステルスロック/大爆発
実数値(努力値):165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)

①と②の役割を持つポケモン。意地っ張りでなく陽気を採用している理由は相手のカプ・テテフランドロスミラーなどのS判定に少しでも役立てるため、そして意地では火力がありすぎて裏の起点にできるはずのポケモンを落としてしまうことがあるからである(例えば、意地っ張りであれば大爆発でH振りマリルリを落とす確率が高くなるがマリルリはランドで削ってしまえば裏の起点にできるため相討ちになると逆に不利になることがある。他にはロトムなどに削りを入れる場合もそうである)。
再生技持ちの耐久ポケモンを削る場合は大爆発を読まれて回復されることが多いので安易に爆発しないようにする。

カプ・テテフ
f:id:flarerachel:20180110143323g:plain
性格:臆病
特性:サイコメイカ
持ち物:ビアーの実(効果抜群の毒技を半減)
技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/リフレクター/挑発
実数値(努力値):146(4)-×-95-182(252)-135-161(252)

追記:後のシーズンではsを準速ミミッキュ抜き、H-Bをメガバシャのフレドラ高乱数以外耐え余りCにして使っていました。元々この型だと火力より耐久が欲しい場面が多かったのもありこちらの調整の方が使いやすかったです。

①またはまれに③の役割を持つポケモン。最初は襷で使っていたが、砂で潰されたり、鋼相手にはもともとほとんど役割を持てない(グロスにはアイへ怯みまで考慮するとサイコフィールドで思念の頭突きの威力を上げるだけになってしまうためグロス入りには極力出さず、カグヤのヘビボンやミミッキュZは壁を張れば耐える)と考え、襷枠でなく、かつゲッコウガアーゴヨンの攻撃を1発耐えることのできるビアーの実にたどり着いた。初見では100%読まれず襷でもスカーフでもないと判断され突っ張られたところを奇襲する。数は少ないがパーティで重いスカーフウツロイドも倒せる。今期よく当たった上に他のポケモンでは重いアーゴヨン+メガギャラドスの選出を誘導しつつこのテテフでほぼ崩せたのでスカーフではなくビアーの実で正解だったと思う。
追記:私はランドロスにどうしても襷を持たせたいためにテテフをビアーの実にしました。よって他に襷枠がいなければ襷で使うことを優先した方が良いです。

リザードン
f:id:flarerachel:20180110143356g:plainf:id:flarerachel:20180110143416g:plain
性格:陽気
特性:猛火→硬いツメ
持ち物:リザードナイトX
技構成:フレアドライブ(or雷パンチ)/ニトロチャージ/ドラゴンクロー/剣の舞
実数値(努力値):153-182(252)-132(4)-×-105-167(252)※メガ後

積みアタッカーであるがミミッキュで止まりやすいためどちらかというと③より②の役割を持つ方が多かったポケモン。火力よりはカミツルギで重いスカーフランドロス、スカーフテテフなどに積んだ後に確実に上をとられないようにすることが優先と考えて最速にした。アーゴヨン+ルカリオ等の鋼と選出されることが多かった上に逆鱗ほどの火力が欲しい相手が大体レヒレやツルギで起点にできるので逆鱗ではなくドラゴンクローを採用している。ただしマンダの起点にならないようにすることには注意。2000に乗せたときは雷パンチのお陰で勝てたがやはり剣の舞をする暇がないとほぼ腐ってしまうのでサブロムではフレアドライブにしていた。どちらが良いのかは結局わからなかった。

パルシェン
f:id:flarerachel:20180110143442g:plain
性格:陽気
特性:スキルリンク
持ち物:ミズZ
技構成:氷柱針/氷の礫/アクアブレイク/殻を破る
実数値(努力値):131(44)-147(252)-200-×-65-128(212)

圧倒的③の役割を持つポケモン。③としての役割を確実に遂行すべく、Sは陽気にして殻破後最速スカーフウツロイド抜きまで振りZ枠にした(Hは適当に余りを振っていますが何か良い調整があったら教えてください…)。ロックブラストが欲しい場面がパルシェンミラーや対ギャラドス等の水タイプくらいしかなく、対パルシェンの他はもともと+2ロクブラでも落とせないのがほとんどなので、鋼への打点であり命中も安定したアクアブレイクを採用する方がメリットがあると判断した。かなりSに割いているためトノラグやペリラグにも強くラグの前で殻を破り上から殴った後に雨下ミズZで相手の耐久ポケモンにも大打撃を与えられる。このポケモンのお陰で今期グドラ以外の雨パには確か全勝していた。信用している耐久力とは言ってもミミッキュZはやはり痛いのでなるべくテテフで壁を張るなりサイコフィールドにしておくなりしてからミミッキュの前では殻を破りたい。

カミツルギ
f:id:flarerachel:20180110143506g:plain
性格:陽気
特性:ビーストブースト
持ち物:カクトウZ
技構成:リーフブレード/スマートホーン/聖なる剣/剣の舞
実数値(努力値):135(4)-233(252)-151-×-51-177(252)

③の役割を持つポケモン。最初はアクZで使っていたがカクトウZの方が汎用性がありHCポリ2を確定で持っていけるということでこの持ち物で採用した。ガッサ入りの構築、特にポリクチミミガッサなどはテテフ+ツルギと選出することでツルギを通しやすくなった。

カプ・レヒレ
f:id:flarerachel:20180110143530g:plain
性格:控え目
特性:ミストメイカ
持ち物:ウイの実
技構成:波乗り/ムーンフォース/瞑想/挑発
実数値(努力値):175(236)-×-136(4)-158(228)-155(36)-106(4)

③またはまれに①の役割を持つポケモン。調整はsnow partyさんのものを拝借させて頂いた。(https://m.blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=1209sung&logNo=221056671200&proxyReferer=http%3A%2F%2Fnouthuca.com%2Fsearch%2F%3Fpoke)ナットレイがいるパーティはリザツルギパルが通しやすいことが多く、また対テッカグヤポリゴン2、瞑想クレセリアに挑発が欲しい場面の方が圧倒的に多かったためめざ炎でなく挑発を採用した。今期個人的にやたら遭遇した物理技のないボディパージテッカグヤも起点にして突破してくれた(エアスラ怯みは心臓に悪いが)。

以上が個別紹介となります。今回のパーティはランドの岩石封じ以外がすべて命中の安定した技となっており運負けの要素も少なくて個人的に気に入った構築となっています。しかしサブロムで同じパーティを使っていたところ全然勝てなくて2000にも乗らなかったので2100に乗れるほどのパーティではないと思い今期はもう撤退することにしました。ルカリオボーマンダジャローダ等が重いことがこの構築の主な課題だと考えています。ここまで読んでくださりありがとうございました。何かありましたらTwitter @flarerachel までどうぞ。

f:id:flarerachel:20180121010400j:plain